「梨(ナシ)」
「ナシ」 秋の果物、ナシの旬はまさに今です。 品種を変え、8月後半から11月にかけて収穫が続きます。 水分が非常に多く酸味が少なくて甘い、他の果物には無いシャリシャリとした食感が独特です。 この「シャリシャリ」は石細胞(壁が厚く硬くなっている細胞)を含んでいるために感じる食感です。 石細胞は元来、植物の皮などに多く含まれ、表面で固い組織を形成することによって内側を保護する役目を果たしているといわれています。 ところが、なぜナシの果肉部分にこの石細胞が含まれているのかについては、まだ解明されていないのだそうです。 ともあれ、この石細胞は人間の胃腸で消化されないため、昔からお通じをよくする果物とされています。 そんなナシは、韓国料理でよく用いられるそうです。 韓国料理と言えば焼肉ですね。 ナシにはプロテアーゼというタンパク質分解酵素が含まれており、一緒に食べれば、お肉の消化を助けてくれるというわけです。 お肉と一緒にナシの千切りが添えられている事がありますが、理由はこうしたことで、つまりは体への気づかいであり、理にかなった食べ方なのでした。 また焼く前の肉を漬け込むタレに、すりおろしたナシを加えると肉が柔らかく仕上がり、甘みも加わり美味しくなるということですから、これは試さない手はないですね。 西洋の静物画でよく見られる西洋ナシも、少し石細胞を含んでいますがトロッとした食感で、日本のナシとは似て非なる美味しさです。 日本のナシと違って、取ってから熟し始める追熟の果実なので、食べ頃の判断が難しいです。 固いものは常温で食べ頃の柔らかさになってから冷蔵庫で冷やして食べましょう。 (メルマガ |
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